夜ご飯に、西京漬のお魚と、鶏手羽元とネギのあっさり生姜スープが食べたくなったので、近くのアピタへ。
そこで目を引く小さなワゴン。
有名店のパンではないのに、なぜか目を引く。
国産小麦粉使用
見ると、シンプルなキャッチコピーで、
休日の朝、ちょっとだけ、ほんのちょっとだけ贅沢な朝パンが🍞食べたくなるパン。
他の食パンの約2倍のお値段。
と言っても、ほかの食パンが100円台なので、こちらは200円台。
どうしようかな⁉️
と思っていたら、
前にいた老夫婦が、
– お父さん、明日の朝、ちょっとだけ贅沢しようか⁉️
– そうだな。土曜日の朝だし、少しだけ贅沢してみるか
– そうね、そうしましよ。
と言って、手にとってレジの方へ向かっていった。
コロナ前の行動心理と、コロナ禍の行動心理は、明らかに異なる。
海んちょも、コロナ前とコロナ禍で、お客様の層がガラリと変わった。
ちょっとだけでいいから、いいものをいただきたくなったようだ。
作り手も変わらなければ。
私も土曜の朝は、ちょっとだけ贅沢してみようかな。
老夫婦の話を聞いて、そう思って、この名もなきパンを手に取ってレジへ向かったのだった、まる。