私は、パティシエのトレーニング受けたわけでない。だからパティシエとは言えないと思っています。
調理師の免許のもと、自営店舗の飲食店で調理も担当する女将。
調理と経営全般に携わりますが、その中でデザートプレートは、私の担当。
ヨーグルトケーキは、ムース風に仕立て、パウンドケーキは発酵食品を使って作っています。
どちらも、私が自分のために作っていたデザートで、独自のレシピ。
落ち込んでて食欲がなく、加えて咀嚼する力もなく、ただただ泣くだけの毎日を送っていたお嬢にも作って食べさせていました。
頑張った自分へのご褒美になるスイーツ。
幸せを感じるデザート。
そのうちに、いろんな方向へ進化していって、おかずが入ったパウンドケーキまで作るようになった。
忙しくても、友達と一緒にいても、駅で乗り換え中でも、校舎のなかでも、いつでもどこでも簡単に片手で食べられるパウンドケーキは、何度私とお嬢の心と体を支えてくれただろう。
いつか、自営の店舗でも、このパウンドケーキを製造して販売できたらいいな・・・
と漠然と思い続けてなん十年・・・
やっと焼き菓子製造許可の申請がおりました。
役所や保健所に通い続けて1年弱。その間に法改正があったり、コロナ過が収束しなかったり・・・
落ち着きを取り戻す気配がまだないこの時に、許可をいただけたこと、とても喜んでいます。
商品のラインナップを考えて試作して試食する毎日ですが、
2月8日本日、女子栄養大学副学長で時間栄養学の第一人者でもある香川先生のFacebookを見て、やっぱりこれだ!!!と。
この長く続くコロナ過で、うつ病になる方が増えてしまったとのこと。
その状態を改善させるためには、栄養と運動と睡眠は不可欠だとおっしゃっているのです。とくに食事には副作用がなく、社会復帰に不可欠だと。さらに10種類の食品群を偏りなく食べるのが基本であるとおっしゃっています。
まあ、これは、私も女子栄養大学の通信でまなばせていただいたことですので、ふむふむと納得しながらそうそうとnうなずきながら読み進めていくと。。。
そしてさらにさらに。前にも紹介してくださっていますが、日本食の野菜、大豆、魚などが有効であるというのです。そして果物も!
たしかに。今のこの状況から考えると、まずは、心と体を整えて健全な心身環境で社会で活動することが大切ですね。
ここのところ、
幸せ感じるご褒美スイーツとして、発酵食品を使ったお豆のパウンドケーキと果物のパウンドケーキを
安心安全・美味しく食べて体にも心にもいい、おかずパウンドは、地産地消のお野菜のおかずパウンドと、魚を使ったおかずパウンドを。
これを軸に商品を作ろうと考えていました。
ですから、本日の香川先生のFacebookでのお言葉とデーター資料をみて、
やっぱりこれで行こう!!
と決めたのです。
さあ、始動までもうすこし!
詰めて詰めて詰めて、求められる商品を作れるよう、腕を磨かないとです。
海んちょ 女将