ひさしぶりに、お仕事から離れて、女将の戯言をここで。
イケメンが大好きな女将なのですが、だからといって、周りにイケメン男子だらけという環境ですごしているわけではありません。
理想と幻想ばかりが、頭の中をぐるぐるしてしまい、とうとう、妄想にの域に入る…この繰り返しです。
となると、ミステリアスで現存しない戦国や幕末を生き抜いた武将や剣士に恋をする!わけです。
ありがたいことに、最近ではBSなどで武将物語や幕末剣士をフューチャーした特集番組を、夜の遅い時間帯で放送してくれる時代になり、女将としては、めちゃありがたい限りです。
先日のこと。ちらっとBSをつけたら
甲斐の虎と越後の龍の特集をしていました。あ、っと思ったらもう遅し。録画し忘れた・・・
幼少時代に親の愛情に恵まれず、今に見ていろ!今に見ていろ!!いつかは、この国すべてを平和と安泰の国にして見せる!!!と
IQの高かった少年の初陣は、16歳の時。
困窮から民を救いたいという一心で、クーデターを起こして父を追い出したのは、20歳の時。
自分のことより民を想い国を想い、そして日と思って、夢半ばで病死をしました。無念だっただろうな。。。
あっという間に領地を広げていく甲斐の虎。でも人情があり、戦に使い物にならない臆病者を追い出すことをせず、むしろ他の仕事を与えることで、上手に人材を使っていたようです。
実際にあったこともなく、書物や映像、特集番組などなどから女将が勝手に想像しているだけですが、もし今女将の前に現存してくれたら、絶対恋に落ちちゃうでしょうね。
同じく、戦国時代の乱世に最強と言われた、上杉謙信。幼少のころの名は景虎。
のちに越後の龍といわれる謙信こと景虎は、甲斐の虎の信玄より9歳年下といわれています。
純粋な心を持った景虎(謙信)は、兵法を好んで学び、勇ましい遊びが大好きだったようです。
望んで家督を継いだわけではないのに、あれこれと嫌なことをうわさわれた謙信。
越後の隣の信濃を侵略してきた甲斐の虎・信玄と川中島で戦うことになった謙信。
どちらも悲運の武将と思えてならない女将なのです。安泰の国を作りたくてこんなに戦っているのに、世の中は乱れるばかり・・・
そんな矛盾を抱えながらも、戦わずいられない人生だった二人の悲運の武将。
そんな悲運の武将への想いは募るばかり・・・
で、その思いを抑えきれずに、
海んちょで始めてしまった
越後の国の景虎梅酒と甲斐の国の甲州ワイン。
是非、戦国武将に想いを馳せながら、ご堪能くださいませ。
海んちょ 女将