日比谷から銀座八丁目へ向かって、ひたすら夜の街を歩く女将。

目的地は、そう! 銀座パウリスタ。

小さいころ、父によく連れられてよく通ったカフェー。(あえてカフェではなく、カフェー!)

文学、芸術、政治、経済、文化、マスメディア、教育、美辞エス、大学、哲学・・・などなどすべての世界の英知ある方々が、こぞって集まったというカフェー・パウリスタ。

 

一杯5銭の珈琲を飲みながら、どんな話をしていたのだろうか。

 

三田の学生も、大隈重信の学び子たちも、みなここに足しげく通い、少しでもおおくの知識を求めて、琥珀色の香り高きこの熱い飲み物を求めていたらしい。

そして、周りの会話に耳を傾けて、少しでも聞き漏らさぬように聞き耳を立てていたというのだ。

銀座でブラジル珈琲を!!で、銀ブラか・・・

 

銀座で生まれた珈琲文化。今でも銀座に来るとついついここで珈琲を飲んじゃう女将。

 

少しは英知を養えただろうか・・・・

そんなことを考えながら、海んちょへお土産として購入したパウリスタの珈琲を、スタッフみんなに入れてあげるのが、閉店後の海んちょ女将の最後の大仕事・・・・

ではなく、最近の女将の至福の時間となっています。

ちなみに、この日の最後は、きらびやかな銀座のメイン通りを歩き、締めにレトロといえば、木村屋総本店であんぱんを!

と向かいましたが、残念ながらあんぱんすべて完売していました。

 

次回に持ち越しですね。

楽しい楽しいウォーキング三昧の半日でした。

ちなみに、カフェーパウリスタをもっと知りたい方はこちら↓のサイトへどうぞ。

カフェーパウリスタ:
http://www.paulista.co.jp/paulista/

海んちょ 女将