昨日は、女将の動悸がひどく、とても立っていられない状況でした。スタッフさんたちに任せて、一人自室のソファーで、毛布とチーちゃんを抱っこして、一晩を過ごしました。

たくさんのお客様と、たくさんのテイクアウトのご注文をいただいたと、後で報告を受け、本当に感謝しております。

精神的にも肉体的にも、とても強靭な女将なのですが、年に1、2回、動悸と肩と首に熱いものを感じ、めまいがあったりして、立っていられないほどの状況になります。

自分では、大したことないと思っていても、どうしても耐えられなくなる・・・
悔しいですね。悔し涙が止まらない。

咳も熱も味覚の障害もありませんが、このような状況下の中、体調が万全でない時は、対面でのお仕事をすべきでないと判断し、丸一日お休みをいただくことにしました。
念のため、カルチャースクールでのお仕事も、この二日間はすべてリモートレッスンに切り替えています。

毛布に包まってソファーでうだうだ。
勉強も仕事もせず、テレビをぼーっと見る。
パソコンもiPadも、一切開かない夜。
時々、本を出してきて、昔読んだ小説や一度目を通した雑誌を手に取る女将。

仕事も勉強もしない…何にもしない夜を過ごすのが、こんなに不安になろうとは。
思いもしませんでした。

そして不安に思うこと自体が、心が不安定な証拠なんだと、ある人から指摘され、泣いてしまいました。

前に進んでいない気がすると、落ち込む女将。
一旦立ち止まったり、一旦大きく深く沈み込むのも、次のジャンプに必要なこと。

そう言われても、なかなかできない。
いつになったらそんな自分から卒業できるのか・・・

そんなことを思いながら、ソファの上で朝を迎え、今日が始まっています。

体調はすこぶるOK🙆‍♀️です。動悸も随分軽減されてきている気がします。

明日も一日おこもり日と決めています。
3日間のおこもりの後、少しは変われているのでしょうか。

寝る事、休むことも、お仕事のうち。
そういつもカウンセリングで行ってきた私だけど、あなたの場合は、寝ること、休むことは治療の一つです!!

と、少しきつい口調と優しい眼差しで言ってくれた、就労治療センターのカウンセラーさんである佐藤さんの言葉を、時々思い出す…

ちなみに、佐藤さん、お顔が太一くんそっくりだったので、なんでも話せちゃったのですが・・・

何はともあれ、体調万全の上で、女将業も講師業も活動すべきであるという信念を曲げずに、このコロナ禍を生きてこうと思います。

早く笑顔で逢いたい人と逢いたい場所で逢えるように。
いつか、あんなこともあったね、と笑えるように。

そして、医の道で生きる方、花街や芸の道で生きる方、食の世界で生きる方・・が、
安心して生きていけるような世の中に、早く戻れるように・・・・